アイバカ

こんな単語が確立する程、「おバカな相葉ちゃん」は大人気。
今では、なくてはならない「おバカ実験」も、もとはといえば、
かつて、相葉くんのコーナーだった「Aの嵐」から派生したもの。
相葉くんの「バカ」はみんなに愛されている。

でも、相葉くんてどこまで「バカ」を演じているの？　という疑問は、
ファンなら一度は真剣に考えたことのあるテーマであるように思います。

実はここがひとつ、相葉ワールドの落とし穴なんじゃないかしら。
そもそも、人は本当の「バカ」を笑えない。
だったらみんな大好き「おバカな相葉ちゃん」は当然、本当の「バカ」ではない。
でも、「おまえ、今、素でバカやったな」と思われる行動もしばしば。

あの天然ボケがどこまで計算されたものなのか、
なんで考えるのはナンセンスです。
けれども、つい考えてしまうのは、もしあれが計算だったら、
あの人、実は天才じゃん！！　と驚きたい自分がいるから。

でも、そんな風に考える人が少なくないんだろうな、と思わせる例として、
先日発売された『CUT 6月号』嵐の欠席裁判にて、相葉くんの中座中に出た、
有名ライターUさんの
「(相葉くんは)隠れたブレーンだったりはしないんですか？」という質問。
松潤に「それはないっす」と即答され、笑い飛ばされてましたけれど。

おバカな相葉ちゃんに微笑みながら、
時には「ねえ、あなたそれ、わざとなの？　ねえ、どっちなの？」
と翻弄されてみる。

まさに相葉ワールド、恐るべし。