国立当落＆ドーム振り込み完了（にまつわるエトセトラ）

抽選結果が出ているのに気がついたのは、18時過ぎ。
無駄に早く察知出来たのは、夕方近くに手が空くととりあえずかけてみる
習慣が出来ていたから。ドーム振り込み日を決め兼ねていたんですよね。
その二日くらい前になぜかなかなか繋がらない日があって、一瞬息をのんだけれど、
別にただの混雑だったのでした。みんな、考えることは同じなんだなと思いました。
でも、その日は何となく様子が違うように思えて首を傾げていたら、
「当落始まってるって！」という親切なメールが。
「がってんしょうち！！」と勢いよく本気モードに切り替えました。

久々の当落案内。いつまでも慣れないドキドキする瞬間。
背筋がぴんとなりました。

今回、初めて名義増やしというものをしたんですよ。
さらには徒党を組みました。去年も似たようなことはしていたんですが、
やり方はすごいざっくりとしていて、数打ちゃ当たるだろう的な感じでした。
名義ひとつでやみくもに複数公演ばんばん申し込んで。
結果、穴会場をじゃんじゃん当てて頂いちゃって、余って仕方なかったという。
しかし、今年はもういい加減一名義じゃ勝負出来ないと初めて危機感を覚えました。
綿密な割り当てをしたんですよ。ああでもないこうでもないと作戦を立てて。

結果、これは巷でも話題になっているようですけれど、
当選したのは古い名義ばかり。新規名義はことごとく全滅でした。
これは一体…。

まあ、ともあれ国立へ行かせて頂きます。二日目に入ります。
入らない日も基本、会場近くをふらふらしていると思います。
お祭りですからね。そして、ドーム振り込みも無事完了。
滑り込みもいいところ。これでコン事務局に嫌われても仕方ない。
粘ったことが吉と出るか、凶と出るか。

以下、この結果について。
個人的にずっと考えていたこととリンクするので、良い機会なので書きます。
お時間ある方はどうぞ。

＊メモ
2009.07.29　国立当落
2009.07.31　ドーム振り込み最終日

＊追記（8/3）
このエントリにたくさんのコメントを頂きましてありがとうございました。
予想以上に色んなファン歴の方々から色んな意見を頂いて、
なんだかたくさんのことを考えさせられました。

抽選結果に関しては確証はないものの、ファンクラブ会員番号の各台から
まんべんなく抽選されたのだという憶測が一番妥当なのかなと思います。
古い名義が必ずしも当選していないことを考えると辻褄が合うので。
また、若い番号であればあるほど当確率が高いのは欠番が多いからだと。
抽選結果の傾向を検証したいがために書いたエントリではなかったのですが、
コメント欄でそういう意見を頂き、納得したのでここに記載させて頂きます。

ここまででコメントは締めさせて頂きます。
この件で他に何かありましたらメールフォームよりどうそー。

ずっと考えていたのは、10周年は誰のためにあるかということです。
もちろん、嵐を好きな人たちが平等に楽しめる10周年であれば、
それが一番いいに決まっているけれど、現実はそううまくはいかない。
今年も国立と五大ドームのツアーになってしまったことに対して、
今はこれが最善だというようなことを松本さんがラジオで言っていたけれど、
それは去年も同様で、その選択はきっと間違いじゃない。
ベストを尽くしても、全員がコンサートへ行かれない状況を、
今は誰にもどうすることも出来ないのだということです。

彼らはよく「10年ずっと応援してくれたみんなに恩返しをしたい」と言うけれど、
実際、ファンの中でそれにあてはまる人たちというのは、
おそらく全体数に比べたらほんの一部の人たちで、今コンサートに行こうとしている人数の
半分以上が下手したら嵐を知って10年どころか5年だって経っていないのかも知れない。
ファン歴なんか関係ない。大事なのは嵐を好きな気持ちだと言ってしまえば、
聞こえはいいかも知れないけれど。そしてそれは絶対に間違っていないとも
思うのだけれど、本人たちがファンを完全に平等に見れるかと言えば、
決してそうじゃないんじゃないかと思うのです。

そういうことを考え始めると、もし自分が、嵐だったら。みたくなってきて、
最近ずっとこのシュミレーションをやってました。

やっぱりねえ、昔から応援してくれた人たちに情が移るもんだと思うんですよ。
それは人として当然。長いこと応援して貰えるのは単純に嬉しいこと。
近所の幼なじみも、会社の同僚も同じように大事だけれど、
幼なじみとはいつどこで会ってもブランクを感じさせない、あうんの呼吸があるもん。
平たく言えば、それと似たようなことでしょう。

但し、彼らはアイドルだから。いつでもみんなのアイドルだから。
ファンを平等に扱わなくちゃならないし、差別も区切りもしてはならない。
ファン歴は違えど、嵐を好きな気持ちはみんな変わらないことを知っている。
だから、10周年もみんなでお祝いしようぜ！ と言わざるを得ないよ！！
（以上、嵐になりきるシミュレーション終了）

じゃあ、仮に線引きをするとしてどこで分ければいいのか。
その境目の前と後ろに違いはあるのか。人数で分けるのか。年数で分けるのか。
答えなんか出ないんですよね。そしたら、潔くみんな一緒くたになるしかないんですよ。

と思っていたところに、今回の当落結果です。
統計と取ったわけでも、調べたわけでもないけれど。
ざっくり捉えるに、平等なはずの抽選に明らかな操作が汲み取れたわけですよね。
古いファンクラブ会員が優遇されたと言ってもいいくらいの意図的な操作が。
これがコン事務局単独の意思だったとしても、要は嵐の意思になるわけで。
大胆だったなあと思っています。やるならもっと大胆にやれば良かったのに。
だって、必ずしも古い名義が当選してるわけじゃないんですよね？

いっそ、ファンクラブ会員の若い番号順に当選させました！
って結果だったら、どんなにスッキリしただろうと思います。
個人的にはそういう結果が出ても、多分文句を言わなかったと思うんです。
嵐の人たちの言う「ずっと応援してくれた人たちに」という言葉が、
ただの綺麗ごとにならなくて、逆に気持ち良かったんじゃないかと。
コンサートに参加することがすべてじゃないけれど、
嵐のコンサートはファンに対する気持ちの答えが詰まっている場所だと
言えるくらいの価値というか、存在意義があると思うんですよね。

前に何かのエントリで書いたことがあるんですけれど、
どんなに過去の記録を遡っても、DVDを観ても、雑誌を読んでも、
そのときにしか感じ得ない空気や、心の機微みたいなものは絶対にあって、
それは自分がここ2〜3年で感じたものもそうで、仮に誰かが後から知っても、
そのときに居合わせなければ絶対に分からないだろうなと思うのと同じで、
嵐のデビューから今までに何があったか、自分には絶対に知り得ないと思っているんです。
堅い考えかも知れないけれど、下手に知った気になってはいけないとさえ思っている。
だから嵐の人たちが「10年を目指してやってきたわけじゃないけど」という言葉の裏に、
どれだけの想いがあるのかを知っている人が10周年の現場にして欲しい。
そういう人たちにとって、今回の抽選が少しも有利に働いたのなら、
それは単純に喜ばしいことだと私は思っています。

じゃあ、自分名義で当たったチケットをそういう人たちに譲れよって、
言われると思うんですけど、私はそこまで出来た人間じゃないので、
手元にチケットがあるなら、そりゃ行きますよ。

ただ、この幸運を粛々と受けとめるよ。
色んな人の想いを感じながら、その場に居合わせることをちゃんと感謝します。
ついでに、私のありったけの感謝もその場に添えることが出来たらとても嬉しい。
そんな気持ちで、国立に臨もうと思っています。

さらに言えば、ドームはもっと幅広い抽選結果が出ますように。
いや、さすがにそうでないとまずいと思うし、そうあると思っているんだけれど。

二日目、心して行って参ります！！！