「命の花咲かせます」ということで！

公式発表来ましたね。
改めまして相葉さん主演舞台決定おめでとう。
なんだか演歌みたいな見出しがついて、面白いぞ。
ずっと勝手にスポニチから来ると思っていたんですが、
ソースは報知だということで。今回の主催は日テレ？　
という曖昧情報もいずれ解消されるでしょう。

新聞に載ってた写真は多分撮り下ろしだし、
インタビューにも答えてるようなんですが、
どういう状況なんですかね。制作発表でもないような。
明日、WS流れるかしら。




さて。一応、公式出てから色々書こうかなあなんて、
すでに書いてるくせにいいこちゃんぶりましたが、
相葉さんが挑む天才庭師のお話「グリーンフィンガーズ」について、
思うところを書いてみようと思います。
以下、原作に触れますよ。

調べてる人はとっくに知っていると思いますが、
原作は2001年イギリス映画。
詳細はこちらです。
真ん中の角刈りおっさんが主役のコリン、相葉さんのやる役です。
壁も鉄格子もない自由なルールの中で囚人を更生させようとする、
実験的な刑務所に移送されることになった囚人コリンは、
土壌の悪い刑務所に庭園を造る仕事を任されることになり、
徐々に庭師としての才能を開花させ、ついには国が主催する
ハンプトンコート・フラワーショーに出品する運びに。
そこで女王陛下に認められてやったぜ！ というサクセスストーリー。
イギリスで本当にあったお話で、映画もなかなか好評価を得ているらしい。

まあ、ここまではいいとして。ここからは個人的な感想です。
確かにいい映画かも知れないです。
たださ、ファンとしては相葉さんが舞台でやるという前提で観るわけです。
としたとき、果たしてこれって舞台向きの原作かと考えれば、
実はあんまりよく分からないんですよね。だって地味なんだぜすっごく！
まず、コリンが渋すぎるんだぜ（笑）！！

『天才庭師』っていうフレーズはとても相葉さんに似合っているような感じがします。
だって、あの人が触れるとお花が活き活きと蘇るんですよ（ちょっと語弊あり）。
なんてファンタスティック。お花畑と相葉雅紀っていう字面がバカっぽくて最高。

だから、舞台上で花が咲き乱れるシーンがあったらすごく綺麗だろうなあって
想像出来るんですが、気になるのは原作のコリンがさっきも書いたように
渋い男でして。淡々と喋るし、あんまり感情的でもないし、
花が咲いた喜びに嬉々とするタイプでもないんですよね。
それでも映画は成り立っていました。
当然、クライヴ・オーウェンて俳優さんが巧いから。
でも、あれを相葉さんが演ったらどうなるんだろうと考えると言葉に詰まります。
なのでキャストにおいて、舞台版は原作よりもかなり脚色されるんじゃないかな
というのが、私の予想であり希望です。でないとなんだか不安。
でも、そうなるとまたアダムみたいな無垢で天使な庭師しか想像出来ないのは、
私の頭がやられてしまっているからだろうと思います。ああ、悲しいね。

あと、共演者。まだまだ発表されていない方もいますが。
今回の相葉さんを支えるのはどうしたってあのじいちゃん役の人だ！
と思っていたので、そのファーガス役に平幹二朗さんという方を
あててくれたのは喜ばしいことでした。実は私は平幹二朗さんという俳優さんを
存じ上げなくて、調べてみても全然ピンとこない！
と目上の嵐ファンの方に言ったらびっくりされました（笑）。ひよっこですみません。
つまり、ちょうベテラン俳優さんてことでしょう？
そしたら安心。相葉さんを絶対的にフォローしてくれるはず。期待してます。

何気にプリムローズちゃん役と思われる若い女優さんの名前も挙がってますね。
ということは、恋愛の件もあると。ストーリー的にはやろうと思えば省けそうだから、
どうするのかなと思っていたんですが、やると。
どうせなら今度はちゃんと思い切りやって欲しいものです。
中途半端なキスシーンとか見せられても、ストレス溜まるだけなんですよね。
やるならビシッと見せてくれ。押し倒しても何しても（笑）私は全然オッケー。

結局のところ、何を言っても幕が上がるまでドキドキしながら待つしか
ないのですが。とにかく、相葉さんによって良い舞台になりますように。
という切実な願いに尽きますが。ついでに、頼む演出うまくいってくれ！
と余計に心配しておきます。
あの広い劇場で、この地味なお話がどれだけ伝わるだろうか。
確実に腕が要りますよ。

ちなみに原作映画のDVDはすでに廃盤しているとのこと。
購入を考えている人は早く決断をした方がよいかも知れないです。