快進撃のゆくえ

嵐のリーダーは地味で何もしてないと言われる。
嵐のメンバーを順に言わせると、大野智は大抵最後に出て来る。
でも、そんなの全然構わない。
だって、嵐の中で何においても一番実力があるのはキャプテンだから。
いつか時が来たときにあっと驚かせてやればいい。

私はこのブログで初めてキャプテンを語ったときから、
そう書いてきました。キャプテンファンの方々の中にはきっと、
それに不満を持つ人も、悔しい思いをした人もいたはずです。
でも、そんなことはまったく気にすることではないと、
ずっと思って書いてきました。

でも実際、キャプテンはいつどのタイミングで鷹の爪を明かすのか。
正直そこまでは想像がつかなくて、でもなるようになるんだろうなあって、
思っていました。それがこの年明け早々、ファンが悲鳴を上げるような
乱れ打ち。ちょっと暴走し過ぎなんじゃないかっていう勢いで、
彼は次々とメディアを騒がせたわけですけれども。

嵐のリーダー大野智の意外な才能と騒がれて。
同じタイミングでリリースされた新曲は、
いつにも増してキャプテン押しで。
もう狙い澄まされた快進撃だったように思えました。

芸能に疎い母にさえ「ああ、テレビで見たよ」と言わせる露出度。
今までずっと「大野くんて何なの？」と無礼極まりなかった、
私の会社の同期の男の子が「大野くんて歌うまいんだね」と言う急展開。
（バカか、おまえは。と言っておきました。）

でもこれが私が夢にまで見た、というのは大嘘ですが、
ずっと期待して待っていた快進撃かあ…と思うと、
なんかしっくり来ないんですよね。
なんでだろうって考えると、それはやっぱり絵を描くことが、
彼の本業ではなかったからというところでしょうか。
やっぱりキャプテンは嵐のリーダーとして一番格好良い姿で、
世間を驚かせて欲しかったなあ。って、すごいわがままですけど。
だからキャプテン、いつか違う形でもう一回快進撃やって下さい。

ともあれ、完全に智さんに翻弄された数週間。
ふと、あれ、うちの相葉さんは？　と振り返ってみれば、
一日消防署長だよ〜って、なにそれっ。
誰かあの人にも快進撃をやらせてあげたらいいと思います。
息子を痛めましてって、おい。