嵐のびっくりたまて箱

タレントをグループで売り出そうとするとき、
大抵は誰か一人ないしは二人くらいが
まず先陣を切って顔を売り、
徐々にグループとしての形を認識させていく。
というのが、主流なんだろうな、となんとなく考えます。
ファンは別として、一般的に見れば、
嵐もその例に違わないですよね、きっと。

やっぱり認知度の高いやつが人気も実力もあるイメージで、
他のやつは、それにあやかって付いてってるだけデショ、というのが、
世間一般の厳しい視線でしょう。

独断ですが、嵐で言うと、認知度はおそらく松潤かニノが高い。
次は翔くん？…で、相葉さん、キャプテン。ここは、どうなんだろう。
相葉さんの方がピンでレギュラー持ってる分、
やっぱりキャプテンは不利なんだろうな。

あえて例を挙げませんが、
今までの色んなグループの「他のやつ」達は、
人気の上昇と共に実力を付けていった印象があるんです。
まあ、それが悪いわけではないし、結果よければすべてよしです。

うだうだと書きましたが、私がここで言いたいのは、
まあ、他のグループはそうだったかも知れない。
少なくともそういう印象だったぞ。
でも！
「うちのキャプテンは認知度が低くても実力はナンバーワンだそー！！」
ということです。ファンの方々は十二分に分かっていることです。
叫んだりしてごめんなさい。

薄々、気づかれ始めているとは思うんですけれどね。
『黄色い涙』のレビューとか読んでると、実感します。
「大野くんが意外によくてびっくりした」的なコメント、よく見かけました。
でも、別に今回、キャプテンが飛躍的に演技力をつけたわけではないですよね。
ただ、知られていなかっただけの話です。

だから、私はいつも妄想するのです。
いつか、今よりももっと世間での嵐の認知度が上がったとき、
一番存在を知られていなかったキャプテンの快進撃を。

まさに、びっくりたまて箱。嵐の底ヂカラ。見せてやれ。
キャプテン万歳！！　

キャプテンをあまり表舞台に出さない理由って、これですか？
教室の中では目立たないけれど、実は地球を守っているヒーローみたいな。
普段は城下町でふらふらしてるけれど、実は下町奉行！　いよっ！　みたいな。
世に真の姿を見せたときの、優越感が堪らない。
キャプテン、やっぱり万歳！！！